子供のスケジュール帳で親も子も見える化

こんにちは。

 

お片づけを味方に付けて
家族みんなのごきげんな毎日を!

大阪/高石市の整理収納アドバイザー
佐野裕香子です。

 

うちの息子’sは小3と年少。
どちらも三度の飯より遊ぶことが大好き。

特に小3の長男はひとりで行動することが
増えてきてて、遊びに出たら鉄砲玉。
どこにいるのか、マジでGPSを埋め込みたい…。
(行先と誰と一緒かはちゃんと聞きますけどね。)

そんな長男、最近遊びほうけて
習い事を忘れるということが何回かありました。

ずる休みとか、わざとではなく
本当に気づいたら習い事の時間が過ぎてた、
帰ってきて私の怒ってる顔を見て思い出した、
なんて具合です。

そろそろ叱るだけじゃダメだ…ということで
長男と対策会議をしました。

現状の把握と原因の洗い出し、そして対策

長男と話したことは3つ。

①今、どういう状況なのか

②どうして忘れちゃうのか、できないのか

③どうしたらできるのか

親なのでついつい指導的立場で
話を進めたくなりますが、
そこはグッと抑えて
あくまで相談のスタンスを心掛けました。

①今、どういう状況なのか

今の長男自身の状況を確認しました。

何に一生懸命で、
何が楽しくて、
何が大変なのか。

学校の宿題をするタイミング、
習い事への気持ち、
家庭学習の教材について。

それを踏まえて…

②どうして忘れちゃうのか、できないのか

習い事を忘れるだけでなく
通信教育の教材もこなせずにたまっていた長男。

どうして忘れちゃうのか、
どうしてやらないのか(やれないのか)、

長男の思うことを率直に話してもらいました。

③どうしたらできるのか

そして
「じゃあ、どうしたらできると思う?」と
長男の意見を聞いてみました。

すんなり答えは返ってきませんでしたが、
「こういうのはどう?」「こうしてみる?」
などいくつか提案してみると

「じゃあママの言ったこれをこうしたらいいと思う」
と少し発展させて答えが返ってきたので
その意見を採用することにしました。

採用したのはスケジュール帳

これまでも子どもたちのスケジュールは
ファミリーカレンダーに記入して
見える化してました。

でも記入するのは私で、家族は見るだけ。

で、手帳を取り入れることにしました。

と言っても実際は手帳じゃなくて普通のノートです。
ノートに来週の予定を書き込んで、
家庭学習のスケジュールを組みます。

やり方はいたってシンプル。

ページの真ん中に縦に線を引いて、
左側に習い事や通院などの予定を書き、
右側にその日にする通信教育の教科とページを書くだけ。

息子ノート

実際の長男のノートです。めっちゃ字が汚い…。

その日の下校時刻や習い事、通院などの予定を
見える化して把握する。
 ↓
その上でその日にできる量の家庭学習を
自分で考えて決める。
 ↓
できたら赤線で消す。
できなかったら翌日に持ち越し。

大切なのは
『自分で決めて自分で書いて自分で管理する』
こと。

最後に念のため私がチェックします。

この段階でなら
「どこかの日で○○はやっといてほしい」
「間違い直しをする日を作って!」
などの親側の要求も結構すんなり受け入れてくれます。

こちらも事前に伝えることで
イライラがかなり軽減されます。

書くタイミングは?

ノートに書くのはいつも
日曜日の夜にしています。

この時、私も一緒に手帳タイム。
来週の予定の確認と
少しだけ今週の振り返りをします。

一緒に時間を取ることで、
予定の伝えもれを防ぐことができるし、
何よりコミュニケーションがとれるのが
最大のメリット!

小学3年生、そろそろ自主性や計画性を
身に付けてほしい…。
そんな思いもありますが、
今はとにかくこの時間を楽しんでいます。

楽しくなくちゃ続かない。
続かなくちゃ意味がない。

始めたばかりの試みですが、
今のところかなりうまくいっていますよ。

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